皆さんこんにちは。工事部の大窪です。
今回は当社で施工させていただいた大阪府内の某データセンターでの発電装置増設工事を紹介したいと思います。

この物件は負荷容量の増加に伴い発電装置を増設する工事となります。建物と道路が隣接しており歩道幅も狭いため、搬入用のステージを設置するスペースが無く、弊社では初めての試みとなる吊ゴンドラを使用した発電装置搬入作業となりました。

また、道路を全面通行止めした状態でのクレーン作業となりますので、作業可能な曜日や時間帯が限られており、作業順序や車両誘導等の
タイムスケジュールにも気を配りました。

これが形鋼材と鉄板で作られた、全長4m×6mの吊ゴンドラです。
今回新たに製作したので良く目立つカラーリングにして貰いました(笑)このゴンドラに、分解した発電装置の各パーツを載せて搬入します。

設置階外壁の搬入扉に吊ゴンドラを固定して、機器を取り込みます。
クレーンでゴンドラを吊った状態なのでブームと連動して上下動が有り、揺れ代を考慮した固定方法にも頭を悩ませました。

ゴンドラで搬入したパーツを発電機室まで運搬し、基礎上で組み立てます。
製品、床、壁など全てお客様の所有物となりますので、傷つけないように細心の注意を払いながら丁寧な作業を行います。

これからもお客様の期待に応えるべく、施工品質重視で頑張ります!