みなさん、こんにちは。
工事部の有川です。
今回は日常の業務内容についてかるく書きます。

本社勤務の私は、非常用発電装置の現地工事関係を主にやってます。
建物が停電した時に活躍する、非常用の発電装置を現場に設置して、運転に必要な燃料配管や配線工事、建屋内工事の場合は発電装置に供給する
給換気ダクト、排気ダクトなど重量物の据付、断熱などの工事を行ってます。

まず現場を調査したり工事に取りかかる前の、官庁申請関係(消防局、産業局等)の書類作成から提出打合せとソフト面の作業から始まります。申請書類関係が受理されたのち、現場に入り現地工事ハード面の作業を行います。
現場は生き物でうまく行く時もあれば、結構難題が多く大変な時もあります。

今の現場は昨年の9月ちょうど1年前にまだ建物の鉄骨が建つ前に地下タンクを搬入しました。
地下タンクとは発電装置を運転するための燃料を地下に備蓄するタンクになります。

建物の階層が上がるにつれて、建物内部に燃料配管を延ばしていきます。
今回の発電装置は屋上設置型で四国初上陸の電気盤搭載形発電装置「EPU500S」です。

屋上の基礎が出来たら発電装置を搬入据付して、燃料配管、配線工事をまとめて消防申請(危険物)の完成検査を受けます。

問題なく消防検査が通れば、燃料を供給して発電装置の試運転に取り掛かります。
発電装置が無事運転すると「この現場も終わりかと ホットします」。
エンジン音を聞きながら、工事開始から今日までのことが走馬灯の如く駆け抜けます。
いいことも悪い事も・・・

無事発電装置の試運転が完了すれば、建物の消防検査、官庁検査を経て引き渡しとなります。

災害時、停電時に活躍する非常用発電装置、皆さんの生活になくてはならないもの、安心を創造しているとの思いで日々頑張ってます。
ぜひ一緒に安心を創造しませんか?