皆さん、「働き方改革」って言葉をニュースなどで聞いたことありますか?

先日、11月10日(金)にときわプラザにて行われた
「働き方改革シンポジウム~誰もが希望を持って活躍できる職場づくり~」
の講演会、県内企業による取組発表を聞いてきました。

講演会の講師は、㈱東レ経営研究所 元社長の佐々木常夫さんです。
佐々木常夫さんのプロフィールを簡単にご紹介します。

1969年東大経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男を含め3人の子どもを持つ。
しばしば問題を起こす長男の世話、加えて肝臓病とうつ病を患り、自殺未遂を何度か繰り返す妻を抱え多難な家庭生活。
一方、会社では大阪・東京と6度の転勤、破綻会社の再建やさまざまな事業改革など多忙を極め、そうした仕事にも全力で取り組む。
2001年、東レ同期トップで取締役となり、2003年より東レ経営研究所社長となる。

仕事も多忙、家事に3人の子どもの育児、奥様の看病の日々。
3人の子どものお弁当を毎朝作り、奥様の看病をし、大阪-東京間を毎週新幹線で移動し、部下より1時間前に出勤。
その多忙なスケジュールで、残業をせずに定時で仕事をこなし、仕事にも家庭にも全力で向き合ってきた佐々木氏。

「仕事が忙しいから家族との時間をあまり持てない。」「家事なんて手伝えない。」
「残業しないと仕事が終わらないし、残業して当たり前。」「忙しいからあれもこれもできない。」
そういった考えになっていませんか・・・?

「できない」ではなく「する」ために、仕事の進め方の工夫や時間の使い方、人生について考え、
仕事と家庭を両立させた佐々木氏の講演はすごく勉強になりました。

まずは自分自身の行動を見直し、いい習慣を身につけて成長していきたいと思いました。