徳島市内某公民館の空調改修工事の元請け工事を行いました。

この公民館は建立昭和56年でして、設備も同年の経年劣化が進んでおり、建物全体の空調熱源システムの更新工事でした。
一般に空調というと家にあるエアコンをイメージすると思いますが、大きなビルなどは個別の部屋にエアコン設置の場合と中央熱源方式などがあり、本工事は中央熱源方式の吸収式冷温水発生器の更新がメインでした。

あまり聞きなれない機械でしょうけどビル1件のエアコン的なイメージです。
エアコンと違い環境に悪いフロンガスを使用していなくて、都市ガスを燃料にして水を冷やしたり、温めたりする空調方式の機械です。

工事期間中は、公民館運営中であり、来客者との接触などに気を使いましたが、無事、事故はありませんでした。
市街地という事もあり、機器搬入には非常に苦労しました。大型クレーン車の配置場所、近隣住民への配慮、深夜の搬出入作業などで調整や了承を得るのには時間がかかりましたが無事、工事遂行できました。

今回の工事は元請けであり、個人的にはいろんな意味で難しい現場だったと感じています。が、同時に得るものもたくさんありました。場数をこなして1流の現場施工監理技術者を目指して日々勉強する気持ちをもってまた次の現場に挑みたいと思います。